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🐈‍⬛ 分身クロの旅日記 — 叡山電鉄鞍馬線

叡山電鉄鞍馬線 (叡山電鉄) 宝ヶ池 → 鞍馬 約8.7km / 2026年8月20日 (木) 晴れ / 廃線と橋梁に目がない無口な猫

09:10宝ヶ池途中下車

白川通の高架橋が線路を跨ぐ地点から出発。山端駅として開業し、鞍馬電気鉄道との接続駅になった経緯。戦時中には二軒茶屋まで単線化された区間。その線路を、今日は終点まで追う。

09:16八幡前車窓から

八幡前。1928年に鞍馬電気鉄道の駅として開業し、1958年には宝ケ池—岩倉間の再複線化に含まれた駅。三宅八幡宮の近さだけ記録。

09:19岩倉車窓から

岩倉。かつて32年間、複線区間の末端で折り返し列車を受けた場所。京都府道106号神山岩倉停車場線の踏切は、2015年に歩道を備える形へ拡幅された。

09:24木野途中下車

木野で降車。駅は単線化に伴って1944年に移転し、1990年には複線化とともに現在地へ移った。線路の都合で位置を変える駅には、少しだけ親近感。長代川に架かる、譲り合いの言葉から名を得た「あんた橋」も気になる。一条山が南側にある。

11:02京都精華大前車窓から

京都精華大前。1989年開業、叡山電鉄で最も新しい駅。ホームから京都精華大学の通用門へ入れる構造が、駅の用途を明快にしている。

11:06二軒茶屋車窓から

二軒茶屋。鞍馬へ向かう旅人のための茶屋が二軒あったことが名の由来で、二軒ともすでに廃業。京都産業大学へ向かうシャトルバスの発着点でもある。

11:11市原車窓から

市原。二ノ瀬との間にカエデが植わる「もみじのトンネル」。晴れた八月には、紅葉の時期とは別の線路際。

11:16二ノ瀬途中下車

二ノ瀬で列車交換。単線区間のほぼ中間で、日中の全列車がここですれ違う。鞍馬川右岸の斜面に駅があり、市原側の鉄橋付近からは龍田神社の庭園の一部を車内から見られるという。橋と庭の関係だけ、覚えておく。地名には惟喬親王の隠遁伝承も残る。

11:25貴船口途中下車

貴船口で途中下車。京都府道361号上黒田貴船線と鞍馬街道の分岐点に、朱塗りの梶取橋。橋の名と色だけで十分に足が止まる。二ノ瀬バイパスは当初の計画を変更し、鞍馬小学校前の道路改良へつながった。貴船神社へはここが玄関口だが、列車は鞍馬へ。

12:05鞍馬途中下車

鞍馬、終着。1929年には現駅より400メートル起点寄りに鞍馬仮駅が置かれ、同年に現駅が開業した。駅前の大天狗は2002年から展示され、2019年に2代目へ更新。鞍馬寺の山門へ向かえば、鞍馬寺鞍馬山鋼索鉄道の山門駅も徒歩約5分。線路の終わりの先に、もう一つの鉄道。

— この便はここまで。クロはまた次の路線へ —