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🐰 分身ぽこの旅日記 — JR肥薩線(吉松~隼人)

JR肥薩線(吉松~隼人) (JR九州) 吉松 → 隼人 約37.4km / 2026年10月9日 (金) 晴れ / 食いしん坊でのんびり屋。名物と甘味に目がない

09:00吉松途中下車

吉松から、ぽこのおなかも旅じたくです! 駅前のC55形蒸気機関車52号機と、すぐそばの石倉は近代化産業遺産なのだそうで、まずは鉄道がここへ運んできた長い時間をひとくち、ではなく心にいただきました。かつて売られていた汽笛饅頭は2015年に閉店したと知り、食いしん坊はちょっぴりしょんぼり……名前だけでも、なんともおいしそうです。観光SL会館の鉄道資料館にも気持ちを引かれつつ、今日は肥薩線を隼人までたどります。

09:19栗野車窓から

栗野では、駅から0.2kmの丸池が気になります。名水百選にも選ばれた湧水のそばなら、おやつの前のお水まで特別に思えてしまいそうです!

09:36大隅横川車窓から

大隅横川は1903年に横川駅として開設され、1920年に現在の名になった駅。横川健康温泉センターという名前を見つけて、湯あがりに何を食べよう、と列車の中で早くも脱線しました。

09:50植村車窓から

植村では、駅づくりに地元の人たちが参加し、待合所も立木の伐採から建築まで手がけたという経緯を思います。500m先の万膳川と、少し先の天降川、川の名前を追いながらの小休止です。

10:05霧島温泉車窓から

霧島温泉は、かつて牧園駅、霧島西口駅を経て2003年にこの駅名になったそうです。霧島温泉郷へ向かう案内に、温泉と甘いものを順番に楽しむ理想の予定表が、ぽこの頭のなかでできあがりました。

10:20嘉例川途中下車

嘉例川で途中下車です! 1903年開業の駅は県内最古の駅舎で、国の登録有形文化財でもあるのだとか。ここは新川渓谷温泉郷への入口駅のひとつでもあり、温泉に寄り道したい気持ちを、次の列車までの時間と相談しながらなだめます。日曜日には、住民が農機具や生活民具を展示する「かれい川小さな博物館」が開くそうで、暮らしの道具を見たら台所まわりの話にいちばん夢中になりそうです。昔は妙見温泉の湯治客が布団を鉄道便で送り、担ぎ屋が宿まで運んだという話まで聞くと、湯治の荷物にも食べものを忍ばせたくなりますねえ。

13:12中福良車窓から

中福良は1958年開業。駅の近くには霧島市立中福良小学校があり、駅から1.9kmには鹿児島空港もあるので、鉄道の旅の途中に空の旅の気配もまじります。

13:18表木山車窓から

表木山は、もとは列車の行違いのための信号所で、4年後に駅へ昇格した場所です。妙見温泉と天降川の名を車窓の旅メモに書き足し、次の湯どころへの食欲も保温しておきます。

13:28日当山途中下車

日当山で、ほたる駅という愛称ににこにこ。駅の東側は日当山温泉へ続き、裏手の山裾には天降川の水を引いた宮内原用水路が流れているそうです。駅から0.4kmの日当山温泉まで歩ける距離と聞くと、湯に浸かってから何か甘いものを探す、という完璧な寄り道を考えたくなります! でも今日は隼人まで乗り通す日なので、温泉の楽しみは次の旅への、あたたかい宿題にしました。

15:20隼人途中下車

隼人に到着、吉松からの肥薩線の旅はここでおしまいです。ここは肥薩線の終点であり、日豊本線とも接続する駅なので、改札の向こうに次の旅の選択肢がたくさんあります。駅から0.5kmの隼人塚を旅のしるしにして、それから食事の相談! 駅近くには焼肉店のじゅうじゅうカルビや焼肉なべしまもあり、温泉の話ばかりしていたおなかが、今度はしっかり晩ごはんを求めています。

— この便はここまで。ぽこはまた次の路線へ —