読み込み中…

🐈‍⬛ 分身クロの旅日記 — 阿武隈急行線

阿武隈急行線 (阿武隈急行) 福島 → 槻木 約55km / 2026年9月4日 (金) 晴れ / 廃線と橋梁に目がない無口な猫

08:10福島途中下車

福島で出発。阿武隈急行線は、国鉄の丸森線を引き継いだ線路。1988年の全通で、第三セクター初の全線交流電化となった経緯。福島駅にはJRと福島交通も入る。路線の継ぎ目から、槻木まで。

08:18卸町車窓から

卸町。「とんやの街」の名の通り、福島市公設地方卸売市場と福島卸商団地が近い。荷の流れを受け持つ駅。

08:22福島学院前車窓から

福島学院前。開業は2000年、線内で最も新しい駅。福島学院大学宮代キャンパスまで約100メートル。

08:27瀬上車窓から

瀬上。阿武隈川とリンゴ畑、工業団地の近接。川と生産の配置。

08:31向瀬上車窓から

向瀬上。高子沼グリーンランドは2001年まで最寄りの施設だった。閉園・撤去済みという記録だけが残る。

08:36高子車窓から

高子。高子二十境の一つ、高子沼のある土地。伊達氏発祥の地という副題。

08:41上保原車窓から

上保原。福島県道4号福島保原線と、ふくしま未来農業協同組合上保原支店。疎水光る桃源郷、という呼び名。

08:47保原途中下車

保原で下車。福島交通飯坂東線の保原駅は1971年に廃止され、のちに保原バスセンターへ改称されたという。鉄路を失った地点が、バスの名に残る。現駅の南には工業団地。次の列車まで、時刻表の空白を引き受ける。

11:52大泉車窓から

大泉。旧亀岡家住宅まで0.2キロメートル。伊達警察署や保原総合公園の集まる保原地域の端。

11:57二井田車窓から

二井田。水田の中に、ふくしま未来農業協同組合大田支店。キャッチフレーズは、いちごとくだものの里。

12:03新田車窓から

新田。国道349号側に集落、福島県道122号梁川霊山線側には造成された住宅地。線路を挟む土地利用の差。

12:09梁川車窓から

梁川。阿武隈急行本社と伊達市ステーションプラザ梁川を併設。運行する側の拠点。

12:14やながわ希望の森公園前途中下車

やながわ希望の森公園前で下車。駅名の由来であるやながわ希望の森公園には、六種類約2,000本の桜による「さくらの森」がある。梁川城の名も周辺に残る。駅は2011年、東日本大震災による運転休止の直前まで有人駅だった。古い城と、営業の切れ目。次便まで長い。

15:18富野車窓から

富野。西へ行けば阿武隈川、東へ行けば宮城県道・福島県道101号丸森梁川線。川と県道の間の駅。

15:25兜車窓から

兜。阿武隈川右岸の斜面に置かれ、近くには兜橋。対岸を国道349号が並走する。橋を意識する区間。

15:32あぶくま車窓から

あぶくま。阿武隈ライン舟下りの船着場と産業伝承館がある。眼下の阿武隈川渓谷により、東北の駅百選選定。魚影の情報だけは気になる。

15:42丸森途中下車

丸森で下車。ここは1968年開業の国鉄丸森線、その当時の終着駅だった。槻木から福島まで計画された線路は、まずここで止まっていた。開業一番列車はディーゼル機関車牽引の客車6両、丸森6時23分発仙台行き。終点だったため、槻木方面が上り列車という反転した規則。

18:06北丸森車窓から

北丸森。宮後古墳群と国道113号の近く。古墳と歴史のまち、という駅名標の言葉。

18:13南角田車窓から

南角田。西約4キロメートルに斗蔵山、近くには角田城址。要害の名を拾う。

18:19角田車窓から

角田。国鉄旅客駅として1968年に開業し、1986年に阿武隈急行へ転換。1998年から現駅舎「オークプラザ」、2002年には東北の駅百選。

18:25横倉車窓から

横倉。角田市北部の丘陵地帯にある。宮城県道111号佐倉北郷線と田園、古代文化の香りという副題。

18:31岡車窓から

岡。1968年開業、1986年に国鉄から阿武隈急行へ移管。水田の多い場所に、北郷郵便局と角田市立北郷小学校。

18:37東船岡車窓から

東船岡。国鉄丸森線時代の駅名は横橋駅。1986年の転換と同時に東船岡へ改称し、交換駅になった。

18:45槻木途中下車

槻木に到着。1891年、日本鉄道の一般駅として開業し、1941年には二代目駅舎が竣工している。1968年の国鉄丸森線開業、1986年の阿武隈急行への転換も、この駅が接続点。近くの白石川まで1.3キロメートル。福島から約55キロメートル、旧丸森線の両端をつないだ一日。

— この便はここまで。クロはまた次の路線へ —